HARES COLLEGEが企画・運営する「複業家」へのインタビュー形式で生き様や具体的な複業の進め方について学びを深める朝型勉強会、HARES LIVE。

今回のゲストは、大手人材サービス会社の中で”ハッカソン芸人”という芸人業として活動し、その経験を経て株式会社オムスビを起業された羽渕彰博さんです。

複業を始めるためのファーストステップとして、羽渕さんが考える「自分の得意のみつけ方」「複業の始め方」をお聞きしました。

<羽渕 彰博さんのプロフィール>

1986年、大阪府生まれ。2008年パソナキャリア入社。転職者のキャリア支援業務、自社の新卒採用業務、新規事業立ち上げに従事し、ファシリテーターとしてIT、テレビ、新聞、音楽、家電、自動車など様々な業界のアイデア創出や人材育成に従事。2016年4月株式会社オムスビ設立。

自分に合った仕事をゼロからつくる

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 2008年にパソナキャリアというリクルーティング会社に営業職として入社し、最終的には「ハッカソン芸人」という肩書きで、IT、テレビ、新聞、音楽、家電、自動車など様々な業界でファシリテーションの仕事をしてきました。2016年に独立して、ファシリテーターをしながら、企業のマーケティング支援やメディア運営に携わっています。

 周囲からは「自分に合った仕事をゼロからつくる」という経験に興味を持っていただき、新しい働き方のイベントに登壇させてもらうことが多く、今回のHARES LIVEもその流れで呼ばれたかと思います。

 自分に合った仕事をすると何がいいかというと、無理がなく自然体でいられます。自分に合った仕事の反対は、他人に合わせた仕事ですが、他人に合わせ過ぎると疲れてしまいます。我慢した結果、ひどい時には精神を病んだり、命を絶つ人もいらっしゃいます。それって何のために仕事をしているかわかりませんよね。

 今回は自分の経験談から気づいた、自分に合った仕事をつくる方法を共有します。

まずは自分の興味が赴くままに漂う

自分に合った仕事をつくるためには、市場のニーズと自分の興味・スキルをフィットさせることです。まずは自分の興味がおもむくまま漂ってほしいんです。いきなりスキルを身につけたり、ニーズとフィットしなくてもいいです。美味しいご飯を食べに行くとか、自分の好きな人に会いに行くとか、何でもいいです。

 漂っていると、自分の琴線に触れる場所に流れ着くんです。僕は当時、新規事業立ち上げの部署で立ち上げがうまくできず、新規事業立ち上げのノウハウが学びたいと思って、その手のイベントに参加したら、たまたま「ハッカソン」でした。

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 初めてハッカソンに行ってみて、衝撃を受けたんです。わずか3日でサービスのモックアップができてしまうんです。僕が新規事業をやろうとして、3ヶ月の間に企画書を提出し続けても実現しないのに、エンジニアさんを集めてお題に合わせて作ってもらうと、わずか3日でプロダクトが作れるんですよ。

 これは社内に、ハッカソン特有のビジネスを生み出すスピード感や文化を社内に取り入れないといけないと思って、自主的に企画して開催しました。

周囲の困っている人たちを助けながらスキルを積む

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 自分の興味が見つかったら、次はスキルです。自分の興味の範囲の中で、自分ができることがあれば何でもやってみてください。僕は当時ハッカソンに熱狂を感じていたので、企画から準備、当日の運営まで何でもやりました。朝早く来て什器を搬入したり、みんなが食べたお弁当の残飯を片付けたり。人手が足りなくて困っていたら、無償でお手伝いをしていました。

 そうしているうちに周囲が僕にファシリテーターしてくれないかという相談を頂くようになりました。当時、僕はファシリテーターが何かも知らなかったし、それが後に職業になるとも思っていませんでしたが、見よう見まねでやったら皆に喜ばれました。

 でも、みんなが喜んでくれた瞬間に思い出したんです。そういえば、昔からおしゃべりは得意な方で、「文化祭の司会やってくれ」とか、「劇の主役やってくれ」とか、「結婚式の2次会の司会やってくれ」とか、ずっとそういう役回りだったんです。

 だから、ハッカソンのファシリテーションを頼まれた時はもう何か悟ったように、自分はこの道で生きていこうと思えたんですね。「やっぱりそうか。そうだよな。」みたいな、完全に諦めです。

コンセプトを絞って市場のニーズにフィットさせる

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 ハッカソンのファシリテーターをしようと思った時、でも他にも5人くらい同じようにハッカソンのファシリテーターをされている方がいらっしゃったんです。僕は後から成り行きでその世界に入ったものだから最後発です。ハッカソンのファシリテーションの仕事も多いわけじゃないので、最後尾に並んでたって仕事がきません。

 だからハッカソンのファシリテーターの中でも、◯◯では負けないという強みを前面に押し出して差別化していこうと思いました。私はエンジニアでもないし、理論を学んでいるわけでもない。でも大阪出身でしゃべりの仕事はしてきたので「盛り上げることなら負けない」ということを強みにしました。

 そのとき上司から「お前、もはや『ハッカソン』芸人じゃん」っていわれて。「どうしてですか?」ってきくと、「最近ハッカソンばっかやってるし、新規事業とかやんないでハッカソン1本でやってけばいいじゃん」完全にディスられてるんですけど、逆に「そのキャッチフレーズいいな。使ってみよう」ってなって(笑)

そこで『ハッカソン芸人』っていうコンセプトを打ち出してみたところ、ハッカソンの中でも「盛り上げたい大型イベント」のときに呼ばれるようになったんですよ。そのときにコンセプトを絞ることの大事さを学びました。

スキルよりもマーケット思考

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 「自分に合った仕事をゼロからつくる」ためには、市場のニーズと自分の興味・スキルをフィットさせることが必要です。そのために、まずは自分の興味が赴くままに漂い、その中で出会った人たちを助けながらスキルを積み、コンセプトを絞って市場のニーズにフィットさせることで仕事になっていきます。

 よく文系の方から私には専門技術がないから何もできないという相談をうけます。確かに私もエンジニアでもないし、数字に強いわけでもありませんのでお気持ちはわかります。でも大切なのは、スキルよりもマーケット思考です。自分に合った仕事をゼロからつくる思考回路があればなんとかなります。

 いきなり独立するのは不安だと思うので、まずは会社員でいながら複業してみるのもいいかもしれません。HAREの西村くんはまさにマーケット思考な方なので、ぜひ西村くんの HAREカレッジを受けることをオススメします。

HARESはオンラインサロンをやっています!

HARESでは「二兎を追って二兎を得る生き方」を応援するために、HARES collegeというラーニング・コミュニティを運営しています。

実際にバリバリ複業家として本業の傍ら事業を立ち上げている方から、まさにこれから複業をはじめようと思っています、という方まで現在約30名のメンバーが参加しています。

オンライン(Facebookグループ)での情報・ノウハウ共有のみならず、月に1回のオフ会や隔週開催の朝勉強会「HARES LIVE」など、オンライン&オフライン問わず学び合い、交流を深められる場を提供しています。

>>ご興味ある方はこちらから<<

文章:羽渕 彰博

構成:奥岡けんと@ketokunsan

インタビュー:西村創一朗@souta6954

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